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生涯学習情報トップ > 施策情報等 > 乳幼児期からの子供の教育支援プロジェクト > 資料 > 指導用スライド教材 > 教材III 運動能力の発達と「遊び」の大切さ ~運動遊びを通して育つもの~
【はじめに】
少子化、核家族化、住環境の変化、メディアの普及、IT技術の進歩等により、子供を取り巻く状況は、保護者はもとより、子育ての先輩である支援者・指導者の皆さんの子供時代とは大きく変わりました。
それに伴い、遊び時間が減った、一緒に遊ぶ友達の数が減り一人での遊びが多くなった、戸外での遊びが少なくなり室内での遊びが中心になった等、子供の遊びも変化しています。子供の遊びが変わったことの影響は様々なところで指摘されていますが、その一つに体力や運動発達への影響があげられています。
子供たちの運動能力が長期的に低下の傾向にあることは全国調査等から指摘されていますが、問題は小学生に限った話ではなく、すでに幼児期から始まっていることを示す調査報告もあります。
体力・運動能力は、スポーツ選手を目指す子供だけに必要な能力ではなく、全ての子供に関係する、人間のあらゆる活動の源です。日常生活で上手に動けることだけでなく、体を支え怪我や事故を避けることや、病気になりにくい等健康にも関係し、さらに意欲、気力、忍耐力等の精神面にも深くかかわっています。
乳幼児期は、歩く、走る、投げる、跳ぶ、転がる等基本的なたくさんの動きを獲得して行く時期です。また、動きは何度も繰り返して行うことで洗練されていきます。この時期に、多様な動きを経験し、繰り返して洗練させていくことができるのは、全身を使う色々な遊びです。
この時期に身につけた基本的な動きが、その後のより複雑で高度な動きやスポーツ活動へと発達していく土台となっているのです。
このスライド教材は、このような乳幼児期の子供の体力・運動能力や動きの発達に関する基礎知識と、体を使った運動遊びの大切さを保護者の方に伝えるときに活用していただくことを目的に作成しました。
科学的な観点からの根拠を示すことで保護者の理解も深まります。乳幼児期からの家庭教育を支援、指導する際に、ぜひご活用ください。
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