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親子の関係

乳幼児期の親子のコミュニケーションアイコン

「こころのつながり(親子の絆)」の成長・発達の道すじ

他人との関係づくりは、親子の絆に始まり、言葉のコミュニケーション(=会話)や、言葉によらない(非言語の)コミュニケーション、社会的なやりとりを通して育ちます。非言語のコミュニケーションとは「表情のやりとり」や「スキンシップ」などです。こうした会話ややりとりが「愛着」を育てます。愛着が形成されることは、心の成長・発達段階の一つのステップです。

生まれてすぐ、言葉がしゃべれず会話ができない段階では、言葉によらないコミュニケーションが取れる身近な人・世話をしてくれる人と密着しています。この人が愛着の対象で、多くの場合は母親等です。その人と離れた時は不安になります。

少し育って、外の社会と接すると、世話をしてくれる人(母親)から離れずにぴったりくっついて、周りの様子を伺っています。次に、少し離れてはすぐ戻る、この「行っては戻る」を繰り返して少しずつ外の世界に出ていきますが、この時、愛着の対象(父親又は母親)の存在は、子供にとって、外の世界と触れ合うための拠り所、安心・安全な「基地」の役割を果たしています。

三歳頃、言葉が話せるようになり、徐々に文法に沿ったおしゃべりを始めると、愛着の対象に“見守られ”ながら、少し離れるようになり、家族以外の人とも会話ができるようになります。

五歳頃、文法も身に付けて会話ができるようになると同時に物事のルールも分かるようになり、友達と遊ぶ等、他人と関われるようになります。拠り所が心の中にあるので、安心感を持って外の世界に出ていけるのです。

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