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生涯学習情報トップ > 施策情報等 > 乳幼児期からの子供の教育支援プロジェクト > 教えて、先生! > 親子のふれあいコミュニケーション > 045 0歳の赤ちゃんとの接し方や遊び方を教えてください。
生後2~3ヵ月以降、満腹でおむつも汚れていない睡眠も十分なのに、赤ちゃんがぐずる時があります。人の姿が見えないからです。 赤ちゃんは、誕生後、世話をされながら『人が大好き』との気持ちを習得したのです。
人を恋しがる2,3カ月以降は、赤ちゃんの体験していることを共有して楽しみましょう。
赤ちゃんの隣で、自分が赤ちゃんになったとイメージしてください。
「赤ちゃんは何を見て、どんな音や声を聞いているのでしょう?手や足に触っているものや匂い、どんな味をキャッチしているの?」と赤ちゃんの代わりに、感じてみましょう。周りのさまざまなものや人の動き、遠くから聞こえる音や声もあります。たくさんのことが赤ちゃんには届いているとわかるでしょう。
手に触れたものを口に持っていく感覚、足に触っているママ・パパの膝の温かさや硬さを赤ちゃんは感じています。五感を使い体で繰り返し感じながら、物事の理解をしています。私たちには“当たり前”でも、赤ちゃんにとっては初めてのことばかりです。
見ているもの聞いている音の話をしてみましょう。「子どもの声がするね」…と赤ちゃんの体験を、あなたの言葉で聞かせてあげましょう。赤ちゃんはじーっとよく聞いています。
自分が見ているもの感じていることを話しかけられるのは、赤ちゃんは大好きです。「風が冷たいね」とママやパパが感じている言葉かけも赤ちゃんは嬉しがります。
赤ちゃんの真似も、楽しいコミュニケーションになります。赤ちゃんの「アウー」に応えて「アウー、お話してるの」という具合です。人に応答してもらうことが大切です。
ゆっくりとした動きやゆったりとしたリズミカルな音の遊びを赤ちゃんは好みます。 赤ちゃんと目が合った時に、手を〈握る-開く-握る〉の動作をしながら「にーぎ、にーぎ、にーぎ」と3秒位かけゆっくりと歌いかけたら、手を止めて赤ちゃんの様子をよく観察してください。じーっと見るのは面白がっているからです。
1人の人がするとても簡単な動作・遊びを好み、真似をしながら成長していきます。おもちゃを見せる時も、ゆっくりと動かしたり、鳴らすのがコツです。
大切なのは、赤ちゃんのペースに合わせて遊びを一緒に楽しみ、4~5秒待って赤ちゃんの反応を共有する人が居てくれることです。