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生涯学習情報トップ > 施策情報等 > 乳幼児期からの子供の教育支援プロジェクト > 教えて、先生! > 親子のふれあいコミュニケーション > 035 赤ちゃんは大人とコミュニケーションしているの?
赤ちゃんはたくさんの能力を持って生まれてきます。そのひとつに"人のまねをする力(模倣力)"があります。ちょっとしたやりとり(コミュニケーション)で、赤ちゃんの模倣力は高まり、力が伸びていきます。
授乳や離乳食の時、赤ちゃんはどこを見ていますか?きっとあなたのすることを見ているでしょう。赤ちゃんは"何をしているの?まねできることはないかなー"と興味しんしんの気持ちです。
赤ちゃんと目が合ったら「あそぼ!」と思って手遊びをしましょう。
「にぎ、にぎ、にぎ」と言いながら、大人の耳の横でグー・パー(手を握る・開く)をします。2~3回ゆっくり繰り返したら、赤ちゃんをよく観察してください。(どんなことをしていますか?) 赤ちゃんはゆっくりと反応するので、少し待つのがコツです。
じ―っと見る・腕を動かす・口をあける赤ちゃんもいます。時には、やっている人の手をさわろうとします。それが赤ちゃんからの返事です。手遊びを「おもしろい!」と思ったのです。ゆったりと繰り返してやりとりをすると楽しくなるでしょう。
「れろ、れろ、れろ」と言いながら、舌で上唇をなめるように左右にゆっくりと動かす口遊びもあります。お手本を見せて、赤ちゃんの様子を観る-この繰り返しが赤ちゃんのコミュニケーション力を育てます。
あなたが創作した遊びでもよいのです。赤ちゃんがまねしやすいのは、簡単な動作、単純でリズミカルな語りかけの遊びです。大事なのは、大人の会話と同様に、一方通行でなく赤ちゃんと"やり取り"をすることです。
★ほん・本・ごほんの番外編★
都立多摩図書館から、テーマに関連する絵本を紹介します。お近くの図書館で探してみてくださいね。
『あかちゃんとお母さんのあそびうたえほん』
長い間、親から子へと歌われてきた伝承のわらべうたをあつめた絵本です。どれも簡単なリズムと、耳に心地よい歌詞の歌で、誰でもすぐに歌えます。遊び方も書いてあるので、子供と繰り返し、楽しんでください。
※ 「ほん・本・ごほん」本編は、「都立図書館 こどもページ」にあります。