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食は生活リズムの大切なキーワード:生活リズムと食事

お腹がすくリズムをつくろうアイコン

(イラスト)生活リズムと食事

空腹になること、特に、夜寝る前には飲食せず、夜はぐっすり寝ることが大切です

夜にぐっすり寝ている間に胃腸が働き、消化が進み、朝起きてしばらくするとほどよい空腹感を感じて食欲がわき、おいしく朝ごはんを食べられます。朝ごはんをしっかり食べることでエネルギーを得て、充実した一日の活動ができるようになります。そのためには、寝る前には飲食をしないこと、夜はぐっすり寝ることが大切です。

現代は、絶え間なく食べたり、さして空腹感がなくても自由な時間に食事をすることが可能ですが、夕食の後も飲食を続けていては、消化器官が休まずに働き続けるため、睡眠の質が低下します。また寝ているときに働く副交感神経の働きのリズムも乱れ、排便や食欲のリズムも乱れます。空腹は、生理的な状態を保つために必要な要素なのです。

空腹感が食欲を生み、食事のリズムができ、生活リズムも整います

授乳期から「食欲がある」こと、離乳期・幼児期からは「おなかが空くリズムをもつ」等、食のリズムができると、就学の頃までには家族と同じように食事ができるようになり、それに合せて生活リズムも整ってきます。また、学童期以降の、1日3回の食事や間食のきちんとした食事習慣につながります。

子供にとっての昼間の活動の充実とは、たっぷり遊ぶことです

特にたくさん体を動かす遊びは、いろいろなことを学び身につけ心身とも成長すると同時に、エネルギーを使うので空腹を感じ、次の食事をおいしく食べることができます。

おやつについてのアドバイス

母親世代が含まれる18歳~29歳の女性と、3~5歳の男児の一日の栄養所要量を比べると、体重が倍以上も違うのに、必要とするエネルギー量(カロリー)や栄養素には、体重ほどの差がありません。成長期にある子供は、大人よりも代謝が盛んで、活動するために必要なエネルギーに加えて、体を作る(組織合成)ためや成長した分(組織増加分)のエネルギーも必要なのです。

体が小さく、1回に食べられる量が少ないので、1日3回の食事ではとりきれない栄養をおやつで補う、つまり子供にとっておやつは「第4の食事」と呼ぶ専門家もいます。
子供の年齢に則した1日のおやつのカロリーと、おやつで与える果物やお菓子のカロリーの目安を把握しておくとよいでしょう。また、おやつは時間を決めて、与えすぎず、特に食事の前には空腹になるように気をつけましょう。虫歯予防のためにも、「だらだら食べ」、「ながら食べ」はよくありません。

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