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044 勉強が楽しいと思えるように育てるにはどうしたらよいですか?

嫌いな科目をなくして勉強が楽しいと思えるようになってほしいのですが、どうしたらよいですか?
好きな科目や嫌いな科目があることは、自然なことです。好き嫌いは子供の個性と考え、好きな科目を伸ばし、自信を持たせることも大切なことです。
多くの場合、できないから嫌いになります。漢字が覚えられない、計算が苦手、跳び箱ができない等々です。でも、できるようになることもたくさんありますよ。

1 科目の好き嫌い

子供は嫌いと思うとますます嫌いになってしまいます。好きな科目はますます好きになります。「思い込み効果」つまり、自分はできないと思うとますますできなくなってしまい、自分はできると思うとできるようになるのです。

親や先生は、子供に自信を付けさせてあげることが大切です。「子供は褒めて伸ばせ」なのです。
小学校低学年の通知表は、2段階の学校が多いようです。早い時期から、できないというレッテルを貼ることは望ましくないためです。嫌いにさせないヒントが隠されていますね。

2 嫌いな科目をなくすために

子供によって、本を読んだり文字を書いたりすることが嫌いな子もいます。算数の計算が嫌いな子もいます。工作や絵を描くことが苦手な子もいます。かけっこや跳び箱が苦手な子もいます。
嫌いになるのは、他の子と比べて自分ができないとか、遅いということが分かってきて嫌いになっていきます。教師は、子供一人一人の力を少しでも伸ばしていこうと努力をします。運動能力が低くても、体育が好きになることが大切なのです。
家庭でも、子供の能力を決めつけないことが大切です。嫌いにさせないためには、できることを認めてあげることです。また、できるように努力をしている子供を褒めてあげることです。

3 好きな科目を更に好きにするために

嫌い間科目を好きにするために努力をすることも大切ですが、好きな科目を伸ばすことが嫌いな科目をなくすことに繋がる場合があります。 今、学校教育は、知識を詰め込むような学習、暗記中心の学習から「主体的学習」や「探究学習」が重要視されてきています。自分で考えて、問題や課題を解決していく力が求められてきます。

子供に、夢をもたせることが大切なのです。宇宙飛行士になりたい、医者になりたい、外国に行きたい等の夢が学習意欲のもとになってきます。好きな科目を更に好きにするのもこれからの時代大切なことです。

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