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生涯学習情報トップ > 施策情報等 > 乳幼児期からの子供の教育支援プロジェクト > 教えて、先生! > 小学校入学に向けて > 043 目の届かないところに遊びに行く子供にどんな注意をすればいい?
1 子供の行動範囲
幼児期は、いつも親がそばにいました。子供が成長をしていくと、子供だけで行動をする場合があります。学校の帰りに友達と約束をしてくることもあります。
「〇〇君が家に来ないって誘ってくれたんだけど、行ってもいい?」
「〇〇公園にみんな集まるんだけれど、行ってもいい?」
途中の交通事故、遊びの危険性や怪我、盗撮や誘拐、親の心配は尽きません。
1年生の行動範囲はまだ友達の家や、近くの公園程度ですが、3年生くらいになると「ギャングエイジ」と言われるように、未知の世界へ徒党を組んで探検に行きます。親の目がだんだん届かなくなってきます。
2 子供との約束
どこへ行くのか、何をするのか、誰と遊ぶのか、何時に帰るのかを必ず言うことを約束させたいものです。先の例では、「行ってもいい?」と承諾を得ようとしています。先に決めてくるのではなく、親の承諾を得て初めて行動できることを約束させておきたいものです。少し慣れてくれば、何が良くて、何がだめなのか分かってきます。
最近は、子供が帰ってきても親が不在の場合も多いでしょう。このような場合、どう連絡を取るのか、メモをどう書くのか等々の約束もしておきます。基本的には子供だけで判断をすることは避けましょう。
「いかのおすし」の約束を遊びの時にも徹底します。
「行かない、乗らない、大声を出す、すぐ逃げる、知らせる」です(警察の防犯標語)。
また、帰宅時には、留守でも「ただいま」と声を出してドアを開けるようにしたいものです(後ろからの侵入を防ぐため)。
3 子供の行動範囲の理解
大事なことは、子供の人間関係や行動場所を親が理解をしておくことです。
友達の家に上がることもあれば、自分の家に呼ぶ可能性もあります。子供だけで家の中で過ごすと、冷蔵庫の中のジュースやお菓子を食べたり、テレビゲームをしたりと様々な問題が出てきます。時には、物を壊したり、お金がなくなったりで問題になる場合もあります。また、食べ物のアレルギー対応等も話題になることもあります。友達の親とも挨拶や情報交換ができる関係が必要です。
公園やゲームセンターなどの様子も理解をしておきたいものです。