ページの先頭

ページ内移動用のリンク
ヘッダーメニューへ移動
本文へ移動
フッターメニューへ移動
ここから本文です

生涯学習情報トップ > 施策情報等 > 乳幼児期からの子供の教育支援プロジェクト > 教えて、先生! > 小学校入学に向けて > 042 家で勉強する習慣を身につけるために気を付けることは何ですか?

042 家で勉強する習慣を身につけるために気を付けることは何ですか?

家での勉強や宿題を自分でできるようになってほしいのですが、家庭で気を付けることはありますか?
小学校に入学したからと言って、急に子供に全てを自主的にさせようとしても難しいものです。 宿題をやる環境は、各家庭で違いますが、宿題ができる環境は整えてあげたいものです。 いつやるのか、どこでやるのか、だれが見てあげるのか等々が大切です。

1 宿題の意味

学校からは、何時間もかかるような宿題は出しません。学年×10分ぐらいが目安とされています。つまり、集中してやれば、1年生であれば10分程度で終わる量です。1年生の時期では、家庭学習の習慣をつけていくことに意味があります。
宿題は、学校での学習を復習する活動が中心です。教科書を読んだり、習った字を書いたり、計算をしたりします。このことにより学習したことが定着します。

2 宿題をする環境は

小学校入学と同時に、学習机を用意する家庭も多いことでしょう。1年生が、2階の子供部屋で、一人学習机に向かって宿題をすることには無理があるでしょう。
多くの子供は、遊ぶことが先になり、宿題は後回しになります。疲れて宿題を親に叱られながらやると、効率が悪く時間がかかります。「宿題はあるの?」の一声でやる気になれるのです。
夕飯前に宿題を済ませるとなると、親も忙しい時間帯です。ダイニングテーブルを学習机にして宿題をしている子供も多いものですが、親も家事をしながら、子供の学校での話を聞いたり、宿題の要素をのぞいたりするなど、子供任せにせず、親も一緒に宿題に向かう雰囲気を作ることが大切です。

3 宿題から予習へ

宿題を済ますと、気持ちにゆとりができます。翌日の学校での学習にも自信と意欲がわきます。 宿題ができる習慣が定着し始めたら、発展として予習を進めてみましょう。
明日の時間割を見ながら用意をする時に、明日は何をするのかを見ておく習慣が予習の始まりです。国語の教科書読みをするのも良いでしょう。算数の問題を見ておくのも良いでしょう。
このような時、親の一言が大切になります。「明日は〇〇の勉強をするのね。どんな話か教えてね。」

4 好きなこと、得意なことの発見

上学年になり自分から進んで家庭学習ができるようになると、学習机に向かうようになります。そこは、自分の好きなことに夢中になれる居場所なのです。
本を読んだり、絵をかいたりしながら、好きなことや得意なことを発見する場になります。

ここからフッターメニューです