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041 友達や周りの大人とちゃんとやり取りし関わることができるようになるために教えることは?

小学生になると、これまでよりも多くの大人や友達と接すると思うのですが、他人とちゃんとお付き合いできるようになるためには、どんなことを教えればよいですか?
小学校入学前にも様々な人間関係を経験してきています。人との関わりで大切なことは、コミュニケーション能力です。自分の気持ちを言葉で伝え合うことによって周りの友達や大人と関わることができるようになります。そのためには、経験が必要です。

1 遊びの経験から学ぶこと

幼児期に一番大切なことは、遊びを通して様々なことを経験していくことです。
遊びの中に、人間関係の基本となる経験も、言葉によるコミュニケーション能力の育ちもあります。

(1) 夢中になることの意味(関心・意欲)
遊びは楽しいものです。また、遊びは試行錯誤や競争、技の習得など夢中にさせる要素があります。友達と考えながら遊ぶごっこ遊びや、コマ回し、おにごっこをしたりする中で夢中になる経験をしていきます。

(2) 自己発揮と自己抑制
遊びに夢中になると、頑張る自分がいます。また、友達とぶつかり合うこともあります。我慢をすることも学びます。
このような遊びを通しての経験が、周囲の人との関わり方を学ぶ基礎となるのです。自分の主張したいことと、他者を思いやる気持ちをコントロールできるようになると周りから認められるようになります。

2 地域社会への参加

幼稚園や保育園でも、異年齢交流や地域交流を取り入れていますが、家庭でも、子供の経験を広げてあげることができます。
(1) 買い物(お店の人や地域の人との会話)
(2) 地域行事(子供会やお祭りなどへの参加)
(3) サークル(児童館やスポーツクラブへの参加)
子供は、知らない大人には人見知りをします。親が親しく地域の人と接している姿を見て育つ経験は貴重なものです。挨拶や自分名前を言えるように経験をさせてください。

3 言葉の発達

人との関わりをもつためには言葉で伝え合うことができるようにしたいものです。そのためには、自分なりの言葉で相手に伝えるために、保護者の皆さん自身が、次のことを意識してください。
(1) 自分の思っていることを話す
(2) 人の話を聞く
(3) 言葉のキャッチボール
(4) 表情、しぐさも大切なコミュニケーション

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