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生涯学習情報トップ > 施策情報等 > 乳幼児期からの子供の教育支援プロジェクト > 教えて、先生! > 小学校入学に向けて > 040 自分のことは自分でできるように・・・・何から教えればいいですか?

040 自分のことは自分でできるように・・・・何から教えればいいですか?

小学生になったら自分のことは自分でできるように、入学前から少しずつ教えていきたいと思います。どんなことから始めればよいですか?
身辺自立という言葉があります。自分のことは自分でできるようにすることです。着替え、食事、片付け等々幼稚園や保育園でも経験を積み重ねていることです。家庭でも、小学校に入学したらどのような生活になるかを理解しておくことが大切です。

1 習慣化の法則(着替えや片付けなど、自立した子供を育てるために)

(1) 感化の指導
整理整頓、清掃、片付け等々が行き届いている家庭で育つ子と、家中が散らかってゴミやほこりの中で育った子では、自立への環境の違いが大きく出てきます。
子供は、良い環境の中で育つことで感化されます。

(2) 方法の理解
子供は、着替えや片付けなどの方法が分からないと、どうして良いかわかりません。脱いだ服は脱衣かごへ入れること、使ったおもちゃはどこにしまうのか、園から帰ってきたら何を出すのか等々の方法を分かるようにします。一緒に考えることもいいですね。

(3) 習慣化の指導
子供は、一回教えただけでできるようにはなりません。繰り返し、繰り返し、習慣化するまで指導しなくてはなりません。

(4) 「気持ちよさまで」
できた時は、心から褒めてあげましょう。子供は、だんだんと自分の力でできるようになります。自信もついてきます。散らかっていたり、脱ぎっぱなしにしていたりすることが気持ち悪いと感じられるようになればいいですね。

2 時間割の準備

小学校に入学すると、翌日の時間割に合わせて準備をしなくてはなりません。入学前にできることは、園バックの中や、遠足のリュックなどを親が全てやってしまうのでなく、子供と一緒に準備をすることが大切です。
園の遠足で、中に何が、どこに入っているのかわからず、全部ひっくり返している子がいます。

3 家の手伝い

小学校の生活科で、お手伝いの活動があります。幼児期にできるお手伝いは限られていますが、配膳の手伝いやゴミ捨てなど親と一緒にならできます。園でも「手伝い」は子供たちが喜んで取り組んでいます。
やりながら自分も役に立っていることを感じることが大切なのです。
自己有用感などと言いますが、認めてもらえることは、子供でも嬉しいのです。
顔も輝いてきますよ。

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