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生涯学習情報トップ > 施策情報等 > 乳幼児期からの子供の教育支援プロジェクト > 教えて、先生! > 絵本の読み聞かせ > 030 同じ絵本ばかりを繰り返し読んでいてもいいのでしょうか?
気にいった本を何度も何度も楽しむのが、子供の本の読み方です。読むたびに、初めてのときのような深い喜びがあり、同時に新しい発見をします。繰り返し読みたい本に出会えたことは、すばらしいことです。どうぞ、とことん付き合ってあげてください。
大人は、読んだ本を読み直すより新しい本を読んだ方が、おもしろいし、役に立つと考えます。でも子供は違います。子供は、本の中で主人公になりきって、冒険にわくわくします。リズミカルな言葉に心を躍らせます。読めば読むほど、楽しさは増し、本が自分のものになっていくのです。絵本がまいた種が子供の心の中で育つと、ときには主人公になって遊んだり、絵本の言い回しを普段の会話に上手に使ったりすることもあります。そうやって心に刻まれた絵本は、大人になっても忘れられない大切な1冊になるでしょう。
そしてどんなに好きな本でも、やがて子供はその本を卒業し、新しい本に手を伸ばすときを迎えます。
★ほん・本・ごほんの番外編★
都立多摩図書館から、テーマに関連する絵本を紹介します。お近くの図書館で探してみてくださいね。
『おおきなかぶ』
おじいさんがまいたかぶの種が、大きく大きく育ちました。「うんとこしょ どっこいしょ」 おじいさんが引っぱってもカブは抜けません。繰り返し楽しんでいるうちに、「うんとこしょ、どっこいしょ」とおおきなかぶごっこが始まる楽しいロシアの昔話。
※ 「ほん・本・ごほん」本編は、「都立図書館 こどもページ」にあります。