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生涯学習情報トップ > 施策情報等 > 乳幼児期からの子供の教育支援プロジェクト > 教えて、先生! > 生活リズム・生活習慣 乳幼児期からの食 > 021 朝ごはんは食べなくても大丈夫?
朝ごはんは、まず体のリズムを整えます。エネルギーがいきわたって体が目を覚まし、動きやすくなり、一日をすっきりスタートできます。
ヒトは寝ているときは体温が下がっていますが、昼行性の動物である私たちは、日中活動しやすいように体温が上がります。朝ごはんを食べないと体温はずっと低いまま。体の温度も下がったままなので午前中から眠くなったりあくびが出てしまいます。
また、脳のエネルギー源はブドウ糖ですが、朝ごはんを食べないとブドウ糖が不足した状態のままで、脳にエネルギーがまわらず、午前中は集中力や記憶力もうまく働きません。
朝ごはんを食べないと午前中は頭も体もボーっとしたままで、昼ごはんを食べた後になってようやく活動的になり、夜はいつまでも眠れず、また朝、起きられない・・・そんな悪循環に陥ってしまいます。
「朝は食欲がない」「食べる時間がない」というご家庭では、前日の生活を見直してみませんか。夕食が遅い時間だと朝も食欲がわかないし、朝寝坊してしまうので時間がない・・・これでは体に必要な栄養をとることができないし、夜型・朝食抜きの生活は肥満や栄養不足、生活習慣病の原因にもなります。
お子さんが午前中から体を動かして元気に過ごすためにも、脳を活発に働かせるためにも、食事のリズムを整えるためにも、朝ごはんはきちんと食べることが大切です。
ご家庭によっていろいろな事情があると思いますが、まずは一品からでも必ず朝食をとることを習慣にしましょう。できれば主食・主菜・副菜・汁物の4品を食べるといいですね。