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生涯学習情報トップ > 施策情報等 > 乳幼児期からの子供の教育支援プロジェクト > 教えて、先生! > 生活リズム・生活習慣 > 013 親子のふれあいタイムは夜でもいい?
夜遅くても自分の帰りを待っていてくれるお子さんと、一緒にお風呂に入ったり遊んだり・・・。一日の疲れが吹き飛ぶし子供ともふれあえる・・・そう思っているお父さん・お母さん、ちょっとまって!気持ちはよくわかりますが、これはダメ!
保護者の皆さんが幼かった頃に比べると、日本の今の子供たちは世界でも有数の遅寝です。でも幼稚園や学校の始業時刻は変わっていません。つまり今の子供たちは睡眠不足が続いているのです。睡眠不足は体力だけでなく、気力や意欲にも影響します。
「あ、ウチの子は幼稚園に行く前だから、朝ゆっくり寝かせておけば睡眠時間は十分!」と考えているお父さん・お母さん。とんでもありません!
私たち人間はおよそ一日の時間の中でリズムを持って生活しています。ホルモンの中には、暗くなると分泌されて眠りを誘い、真夜中にたくさん分泌されるリズムを持つものがあります。
この「メラトニン」というホルモンは、細胞を守る働きや、思春期まで第二次性徴が始まるのを押さえる作用を持っている大切なホルモンですが、とくに幼児期に最も多く分泌されます。心と体のバランスをとって大人になるためにも、夜はぐっすり寝ないといけないのです。
ふれあいは大切ですが、大人の時間に子供を付き合わせると子供の生活リズムが乱れてしまいます。子供の発達のために大切なことを考えると、やはり夜は早く寝かせたいですね。
家族みんなで少し早起きしてご飯を食べたり、親子で少し体を使って遊ぶ“一日の始まり遊び”のルールを作るなど、お子さんとのふれあいを朝にしてはどうでしょうか。