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◆「読み語り」を通じた、子どもたちの人間形成を目指して(足立区の取組)
読み語りは基本的生活習慣の基礎
足立区では、乳幼児期を人間形成にとって最も重要な時期と捉え、特に、親から子への絵本の読み語りは、子どもの感性をはぐくむとともに親子のコミュニケーションづくりや信頼関係の構築など、基本的な生活習慣を培う基礎となるとの考えから、今年度から3ヵ年を「読み語りキャンペーン」として事業を行っています。
この取組では、0歳から5歳児の子どもと保護者を対象に、図書館、幼稚園、保育園、保健センター等などの様々な場を活用した取組を進めています。
乳児もお話に夢中です
区立中央図書館では毎週金曜日に職員とボランティアが連携して、0〜1歳児、2〜3歳児、3〜5歳児別に読み語りを行っています。
0歳児や1歳児が、ちゃんと話を聞けるのかと思われますが、絵本の読み語りが始まると、話をする人の顔をじっと見つめ、時々手を振るなどして真剣に話を聞いている様子が伺われます。中には、保護者の膝の上から立ち上がり、本の方へ近寄っていく子も見受けられました。リピーターも多く、何度も来る間に保護者同士が親しくなり、同じ年頃の子どもを持つ親としての悩みを話すなど、この取組が情報交換の場にもなっています。
足立区では、今後、「読み語り」を区民運動として展開するとともに、キャンペーン活動を盛り上げるイベントの実施、0〜5歳児までの発達段階に応じた絵本の紹介や読み語りの手法等についての絵本ガイドの発行、リーフレットやポスターの作成、ボランティアの育成など、幅広い活動を行っていく予定です。
足立区読み語りポスター(PDF 約540KB)
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