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【区市との連携事業 事例紹介】

◆親子でチャレンジ飛鳥山(北区の取組)


親子のコミュニケーションを進めるために
 親子でうまく会話ができない、一緒に過ごす時間が少ないという家庭が増え、互いにうまくコミュニケーションがとれないことが家庭内のトラブルや子どもの健やかな成長にも影響を与えているということで、親子で参加して、協力したり話し合ったり、一緒にお弁当を食べたりしてお互いのコミュニケーションを促進させる目的で、11月23日(木・祝)に区内の飛鳥山公園で「親子でチャレンジ飛鳥山」が開催されました。
 この催しは、北区青少年委員会と連携して開催されたもので、『時空を超えて』というテーマに基づき、過去・現在・未来をイメージして会場内に10箇所設けられたコーナーを親子でチームとなって巡り、協力してクイズや体験ゲームなどの課題をクリアしていくポイントラリー形式のイベントです。


飛鳥山は親子の笑顔がいっぱい
 雨の予報に参加者の出足が気になりましたが、210組・約700名の参加があり、スタッフを含め総勢約800名が参加して、秋の飛鳥山は一日賑わいを見せていました。
 開催前夜、宇宙から発信されたメッセージが会場の飛鳥山に飛び散ってしまい、これを集めてメッセージを完成させるという設定で、広場に集まった参加者に説明を兼ねたスタンツが披露されました。区長をはじめとする来賓の激励を受け、区長の打ち鳴らす太鼓の合図で参加者は各コーナーをめがけて散っていきました。各コーナーでは趣向を凝らしたクイズやゲームに親子で協力してチャレンジし、アイテムと呼ばれる「文字」を手に入れていきます。
 昼時には持参したお弁当に舌鼓を打ち、会場のあちらこちらで、親子が楽しそうに会話をしたり、ゲームに興じる姿があり、一日中笑顔が絶えませんでした。
 最後に再び広場に集まった参加者は、集めたアイテム(文字)をチーム毎に組み合わせて『宇宙からのメッセージ』を解読。正解者を対象にジャンケンゲームを行い、上位入賞者には賞品も手渡されました。
 北区では、「親子でチャレンジ飛鳥山」を皮切りに、北区立幼稚園PTA連合会と連携した「家庭教育講座」や、子どもの居場所づくりを行っている「地域寺子屋」等において、子どもの生活習慣の確立に向けた取り組みを実施し、子どもの生活習慣の大切さについて保護者や地域の人たちに働きかけを行っていく予定です。