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小平市学校支援ボランティアコーディネーター
 
 
 小平市 家庭教育支援 「プレ1年生」
 
 

 地域教育プラットフォーム家庭教育重点支援モデル地区である小平市の小平第六小学校で、来年度4月に小学校へ入学する幼稚園児や保育園児と、その保護者を対象にした「プレ1年生」という体験入学が行われました。「プレ1年生」の写真1
 発案したのは小平第六小学校の学校支援ボランティアコーディネーターです。これまでも学校教育を支援するとともに、学校や関係諸機関と連携し、家庭教育啓発の「いきいきわくわく夏休み」というパンフレットの作成にかかわったり、家庭教育の重要性を考える講演会やパネルディスカッションを実施したりするなど家庭教育を支援する活動もしてきました。
 今回は1年生の親と子の不安解消の一つの手立てとして、就学前の子どもをもつ家庭を対象にプログラムを企画しました。子どもたちには学校生活を体験してもらい、保護者には子どもたちが楽しい学校生活を送るためには、家庭での教育も重要であるということを理解してもらおうということをねらいにしました。そして学校と話し合いを重ねながら、今回のプログラムの実施に至りました。
「プレ1年生」の写真2 プログラムでは、子どもたちは1年生の教室で学校生活を紹介するビデオを見たあと、実際に先生や学習支援ボランティアの方々と45分の授業を経験しました。鉛筆の持ち方を教わったり、点線をなぞってみたり、本の読み聞かせをしてもらったりしました。はじめは不安そうな子もいましたが、プリントにマルをつけてもらうと嬉しそうにしたり、自分から先生に質問したりするようになりました。
 子どもたちが授業を体験している間、保護者の方々は、別室で学校支援ボランティアコーディネーターの方々の自作のショートコント「困ったお母さん」を見たり、校長先生からのアドバイスを聞いたりしました。コントを楽しみながらも、留意点をメモするなどして、家庭教育の重要性について学びました。
 最後は親子で学校内を見学して回りました。高学年のクラブ活動の様子を見たり、図工室、音楽室やプールを見たりして、子供たちも保護者の方も4月の入学式を楽しみにしていました。

 
「プレ1年生」の写真3   「プレ1年生」の写真4