学校を支援する地域のNPO | ||||
夢育支援ネットワーク(三鷹市) |
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HPアドレス→http://muiku.net/ | ||||
夢育支援ネットワークは、「市民が支える学校」を目指して、平成12年にできたネットワークです。平成15年にNPO法人として設立し、スタディアドバイザー(SA)事務局が発足。それまではSAの参加者調整を教頭やクラス担任が行なっていましたが、SA事務局が行なうようになりました。 子どもたちの活動の場は、学校だけではありません。教職員が替わっても、子どもたちのあらゆる角度からの多様な活動を支えていきたいと、現在180名を超える方がCT、ATそしてきらめきボランティアとして登録しています。 |
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3つの活動の柱 1 CT コミュニティティーチャー 仕事や趣味、生活等で専門的知識や技術を持つボランティア。特定教科の時間に先生として活躍。 2 SA スタディアドバイザー 学習支援ボランティア。教科授業に、担任や専科の先生の教科指導補助として活躍。 3 きらめきボランティア 趣味・特技を生かしてきらめきクラブ(課外活動)の運営・指導に当たるボランティア |
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学校からの依頼に基づいて、事務局がCTやSAをコーディネートしています。活動は、三鷹市立第四小学校を皮切りに、三鷹市内の小中学校に広がりつつあります。 〜夢育支援ネットワークの活動紹介〜 キャリア教育プログラム 「夢にむかって」 身の回りの大人の職業しか知らない子どもたちが増えています。様々な職業の方から働くことの喜びや苦労について伺い、自分の将来の職業について主体的に考えるきっかけとなるよう、地域の方に協力していただきながら実施しています。 ![]() 次に、翌週には模擬訪問の時間があります。この回も三鷹青年会議所の方々が訪問先の役で協力してくれます。最初の挨拶や自己紹介の時にも「声が小さい」「相手の目を見て」とアドバイスがあります。「仕事で一番大変なことは何ですか」「うれしかったのはどんなことでしたか」「今後の目標は」など、事前に考えていた質問が出されます。それに対して、働くことの喜び、ものを作る現場のやりがい、お客さんの希望に応えられなかった時のつらさ、など、働くことについて、ご自身の経験や実感をこめて話してくれました。 |
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そして、いよいよ職場訪問です。今年は新規の訪問先を夢育支援ネットワークが開拓し、訪問先は昨年度より2カ所増えました。事前に担当教員と打ち合わせたSAの方たちが職場訪問に同行し、行き帰りの児童の安全確保や訪問先での態度、マナーについてサポートしています。 いくつかの訪問先の様子をお伺いしました。 【お寿司屋さん】 ![]() 質問に答えていただいたあとに、実際にお寿司の握り方を教えてもらい ました。手のどこに寿司飯を置くのか、どのように力を入れるかなど、 ご主人の指の動きを真似してみます。「この仕事は、お金もうけのためではない、日本の伝統文化を守り、広める職業」と答えてくださったご主人 が、「とってもかっこよかった」という感想が。 【テニススクール】 ![]() 緑ヶ丘テニススクールでは、最高齢の会員が85歳の方と聞いて、みんなびっくり。スクールでは、テニス技術の上達はもちろんですが、会員の仲間づくりも大切な目標であり、スタッフが目標にむかって一丸と なって働くことを大切にしています。子どもたちの将来に夢に対して、 自分がこうなりたいという目標を細かいところまで考え、自分の上達に従って目標を見直していけば、きっと夢はかなえられると励ましていただきました。 【消防署】 ![]() 3人の生徒に2人のSAがつきそい、歩いて三鷹消防署下連雀 出張所に行きました。消防署の仕事について伺った後に、若い消 防士の方に、自分が消防士になったきっかけや救助した方の意識 が戻ったと聞いた時がうれしい等、たくさんの質問に答えていた だきました。消防服は予想していたよりもずっと重く、消防士の 方に支えられながら放水体験や、はしご車の体験をしました。 |
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そのほかにも、多くの 地域にみなさんにご協力 いただきました。 |
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