- 事例報告「コーディネーターを経験して学んだこと」 14:00〜14:30
北区、杉並区、文京区のコーディネーターのみなさんからレポート
コーディネーター歴3年から1年、この春からコーディネーターとなった方までの4人のコーディネーターのみなさんに、
取組を自らまとめ、事例として報告する機会としました。実際に取組んできた事柄を、
あらためて振り返り評価を加えながら発表することで、これまで果たしてきた、
また果たしつつある役割を発表者自身が整理する機会でもあります。今年度のミーティングでは、
こうした事例報告の機会を随所に取り入れていきたいと考えています。
また、事例報告を聞いていた参加者には、始めたばかり、
またはこれから始める地域のコーディネーターの参加も多かったことから、具体的な取組事例が、
どの分野から、どのように始めるかという点で参考になったとの感想がたくさん寄せられました。
- お話 求められている「コーディネーターの役割」 14:30〜15:00
井上尚子さん(NPO法人 スクール・アドバイス・ネットワーク副理事長)
『学校支援人材ガイドブック』を活用しながら、特に授業の支援を始めるにあたって留意すべき点や、そのために知っておかなければならない学校理解としての基本的な知識について、わかりやすく解説していただきました。
「漫然と学校からのリクエストに応えるだけではなく、自ら学ばなくては」といった感想が聞かれました。
- 情報交換 15:00〜17:00
グループに分かれて情報交換を行いました。経験も地域も異なるコーディネーターのそれぞれの取組を披露することで、多様な取組と、他地域でのコーディネーターの存在を確かめる機会となっています。「こんなにたくさんコーディネーターがいるんだ」といった感想も聞かれました。
一部ですが学校の先生、ボランティア、行政職員などの参加もあり、立場が異なることで課題や要望も異なることなど、学校関係者の多様さについて気づくきかっけとなったグループもありました。
- 今後の課題と思われる点
「小学校と中学校のコーディネートの違い」
「入門コースと初級コースなど対象別の可能性」
など、参加者の多様な状態にきめ細かく対応したミーティングの在り方が、課題のひとつとして浮き彫りにもなりました。

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