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文化財めぐりコース

羽村散策コース(中世の多摩を歩いてみませんか)

まいまいず井戸

都指定史跡 昭和27年11月3日史跡指定 昭和30年3月28日旧跡指定 昭和36年1月31日種別変更

 武蔵野台地は、地下水脈が深く、水を得るためにはくずれやすい砂礫(されき)層をかなりの深さまで掘り下げる必要がありました。江戸時代中期以前は、垂直な井戸を深く掘ることは難しく、そのために考案されたのが、この「まいまいず井戸」です。

 まいまいず井戸は、その形がまいまい(この地域の言葉で「かたつむり」のこと)のように見えるところからきた呼び名です。地面をすり鉢状に大きく掘りくぼめ、その底の部分から短く垂直に井戸を掘っています。井戸枠までは斜面を廻るように道が設けられ、あたかもかたつむりのうずまきのように見えます。

 地表面での直径は約16m で底面の直径は約4m、深さ約5.5m の窪地の中央に直径約1m、深さ約7.4m の掘り井戸があります。

 この井戸が掘られた年代は確実ではありませんが、井戸の中から鎌倉・室町時代の板碑が出土していた記録があることから、中世に遡る可能性があります。側にあった熊野神社(現在の五ノ神社)と共に、村落の中心的な施設として使用されてきたものと考えられています。

 同様の構造を持つ井戸は、青梅新町の大井戸など多摩地域に多く見られるほか、八丈島(「八重根のメットウ井戸」(都指定史跡))にも見られます。

写真

まいまいず井戸



まいまいず井戸

公開日 :
通年
公開時間 :
終日
料金 :
なし