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文化財めぐりコース

羽村散策コース(中世の多摩を歩いてみませんか)

阿蘇神社

阿蘇神社本殿
都指定有形文化財(建造物) 昭和41年3月31日指定 昭和51年7月1日種別名変更

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阿蘇神社本殿 外観


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阿蘇神社本殿 内部


 羽村市の西端部は、多摩川沿いに美しい景観が広がる地域です。羽加美(はねかみ)の阿蘇神社は古くからの鎮守社で、社伝によれば、氾濫する川を鎮めるため肥後国から阿蘇大明神が現れたといいます。平将門や、将門を討った藤原秀郷による社殿造営の伝説も残ります。その後は北条氏、三田氏に庇護され、棟札には、天文5年(1536)に三田定重が社殿の7回目の改修を行ったことが記されます。

 現本殿は、延宝4年(1676)、村落の人々が寄進し再建したものです。主要材はケヤキ、規模は、一間社流造、間口1.45 m、高さ約4mです。正面に浜床と木階を設け、三方に縁を廻し、屋根は(こけら)葺きです。装飾は少ないながら虹梁の曲線等が優美です。ただし、蟇股(かえるまた)彫刻は建築に比べて古い様式で、前身建物の材である可能性があります。本殿の柱の底部からは、大野市郎衛門と太郎衛門の二人の大工の名が発見されています。建築年代も明らかで、この地域の神社建築の指標となる建物として貴重です。


阿蘇神社のシイ
都指定天然記念物 昭和6年1月29日指定

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阿蘇神社のシイ

 多摩川左岸の羽村市羽加美にある阿蘇神社。拝殿に向かって左奥、多摩川に面した境内地に、神社の御神木でもあるスダジイの巨樹があります。

 阿蘇神社は推古天皇9年(601)に創建されたとされており、その後、平将門が社殿を造営、更にその将門を討った藤原秀郷が、天慶3年(940)に将門の霊を鎮めるために社殿を建て替えたと伝えられています。その際に、藤原秀郷がこのシイを植えたとされています。

 樹齢は1000年を超えているとも言われ、昭和41年の台風で大枝が折れ、幹内部の空洞化が進むなど傷だらけではありますが、樹高約18m、幹回りは約6mで、今日もなお多摩川の河岸に大きく枝葉を下ろした姿が見事です。


阿蘇神社地図


阿蘇神社の公開情報

公開日 :
通年
公開時間 :
9:00 ~ 16:00
料金 :
なし