このページの本文へ移動

ホーム > 中世の多摩散策コース > 天寧寺境域

文化財めぐりコース

青梅散策コース(中世の多摩を歩いてみませんか)

天寧寺境域

都指定史跡 大正14年5月標識 昭和27年4月1日史跡指定 昭和30年3月28日旧跡指定
昭和35年4月1日種別変更及び名称変更

 高峰山天寧寺は、元々この地にあった平将門創建と伝えられる真言宗高峯寺の地に、当地の領主三田氏が文亀年間(1501-04)に創建した禅宗(曹洞宗)寺院です。南東方向には三田氏が本拠とした勝沼城が位置しています。『新編武蔵風土記稿(しんぺんむさしふどきこう)』によれば、江戸時代には、寺領20石、末寺37を擁する大寺でした。

 丘陵地の谷合い、境内には現在も江戸時代の伽藍(がらん)建築が多く残り、中世以来の禅宗寺院構造を良く伝えています。総門を入ると、参道沿いに土塁が残り、左に折れると楼門形式の山門、中雀門(ちゅうじゃくもん)を経て本堂(法堂)に至ります。山門は宝暦10年(1760)、中雀門は嘉永6年(1853)、本堂は宝永4年(1707)の再建です。なお、伽藍の多くは元々茅葺(かやぶき)でしたが、現在は銅板葺に改められています。

 鐘楼には三田政定の寄進した大永元年(1521)の銘を有する銅鐘が残されています。「平氏朝臣/将門之後胤/三田弾正忠(だんじょうのちゅう)政定」の銘文が見られ、三田氏が平将門の子孫を名乗っていたことが知られます。都内でも珍しい中世に遡る工芸品として、国重要美術品となっています。

写真

天寧寺境域


天寧寺境域の公開情報

公開日 :
通年
公開時間 :
6:00 ~ 16:30(夏季は17:00 まで)
料金 :
なし