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文化財めぐりコース

浅草散策コース

6 戸田茂睡墓

都指定旧跡
標識:大正8 年10 月 旧跡指定:昭和30 年3 月28 日
写真

 戸田茂睡は江戸時代元禄期の歌人(1629 ~ 1706)です。渡辺監物忠の六男として駿府城内で生まれました。父の死後、伯父戸田政次の養子になります。名は(たのむ)、後に恭光(やすみつ)と改めます。茂右衛門、茂睡などと号します。一時期、三河岡崎藩本多家に仕えますが出家し、浅草寺近くに居を構えました。形骸化した伝統歌学への積極的批判者として知られます。代表作に江戸の最初の地誌である『紫の一本(ひともと)』のほか『御当代記』『梨本集』などがあります。

 墓石は、牛込萬昌院より発見され大正2年(1913)に浅草公園に移されたものです。自然石の土台、宝篋印塔の基壇、五輪塔の順にのせられています。五輪塔は茂睡自身が生前に自らの後世を供養した逆修塔です。

浅草寺の公開情報

公開日 :
通年
公開時間 :
終日
料金 :
無料
トイレマーク障害者マーク