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文化財めぐりコース

白金高輪散策コース

2 旧白金御料地

国指定天然記念物及び史跡 指定:昭和24年4月12日
写真

路傍植物園

 旧白金御料地は、江戸時代には讃岐国高松藩下屋敷(初代松平頼重(よりしげ)は御三家水戸藩の徳川光圀の兄)でしたが、明治時代には陸海軍の火薬庫が築かれ、大正時代に皇室の御料地になりました。現在は、国立科学博物館附属自然教育園と東京都庭園美術館の用地になっています。

 自然教育園の地域は、大都会東京の中において武蔵野の豊かな自然が今に残っていることから天然記念物に指定され、また、中世の白金長者の館跡との伝承と、土塁等が残されていることから史跡にも指定されています。

 園内は園路が整備され、湿地やひょうたん池などの水辺やシイ林、コナラ林、マツ林などの落葉樹、常緑樹の自然豊かな林が広がった鳥や植物の楽園となっています。

 園内には「物語の松」や「おろちの松」などの老木や土塁などが点在し、樹種名表示や解説板が整備されており、自然と歴史に触れることができます。


旧白金御料地(国立科学博物館附属自然教育園)の公開情報

公開日 :
通年(ただし、月曜(祝日の場合は翌日の火曜)、祝日の翌日(土曜・日曜の場合は開園)、年末年始を除く。)
公開時間 :
9月1日~4月30日 9:00~16:30(入園は16:00まで)
5月1日~8月31日 9:00~17:00(入園は16:00まで)
料金 :
一般・大学生:310 円、高校生以下・65才以上:なし