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文化財めぐりコース

町田散策コース(新選組ゆかりの地を歩いてみませんか)

町田と新選組

 幕末に小野路村(現町田市小野路町)外34か村組合村の寄場名主を務めた小島鹿之助は、武術の必要性から天然理心流3代近藤周助に入門しました。周助の後を継いだ近藤勇は、小島家を出稽古場に使い、髑髏(どくろ)の稽古着を着て剣術を指南しました。鹿之助は、近藤勇と日野宿名主佐藤彦五郎と義兄弟の契りを結び、新選組を支援しました。そのため、小島家には書簡を始め、多くの新選組関係資料が残っています。

1 小島資料館

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小島資料館外観

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小島資料館展示室

 小島資料館は、天保年間に建てられた茅葺の名主の家を昭和40年に改造し、昭和43年に私立の資料館として開館しました。小島資料館には、新選組関係資料や、平成5年に都指定有形文化財(古文書)に指定された「旧多摩郡小野路村名主小島家文書」、平成12年に都指定有形文化財(歴史資料)に指定された「小野路組合農兵隊関係資料」など、小島家にまつわる貴重な資料が所蔵されています。

 小島資料館のある町田市小野路町は、多摩センターから南3kmに位置し、ニュータウン開発から免れた小野路宿と里山が残っており、散策に訪れる人で賑わっています。

所在地:町田市小野路950

交通:小田急多摩線「鶴川」駅からバス(小野路経由多摩センター行き)「小野神社前」下車徒歩1分/京王相模原線・小田急多摩線・多摩モノレール「多摩センター」駅からバス(小野路経由鶴川駅行き)「小野神社前」下車徒歩1分


小島資料館の公開情報

公開日 :
第1・第3日曜日(ただし、1・2月は休館)
公開時間 :
13:00 ~ 17:00
料金 :
一般 600円、小学生 300円