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ホーム > 府中・国分寺散策コース > 武蔵国分寺跡出土の緑釉花文皿

文化財めぐりコース

国分寺散策コース(府中・国分寺を歩いてみませんか)

武蔵国分寺跡資料館をのぞいてみよう

 武蔵国分寺跡資料館は、平成21年10月にオープンしました。史跡武蔵国分寺跡の僧寺地区内、現在の国分寺の東側、おたかの道湧水園内にあります。国分寺村の名主を務めた本多家の屋敷跡です。資料館には、「見る」・「学ぶ」・「訪ねる」をコンセプトにした史跡武蔵国分寺跡を紹介する資料が展示されています。敷地内には湧水源泉もあり、国分寺崖線の静かな雰囲気が伝わる資料館です。

3 武蔵国分寺跡出土の緑釉花文皿

都指定有形文化財(考古資料) 指定:平成2年3月22日
写真

 武蔵国分寺の周辺には、国分寺造営や運営に関わった人々の住んでいた竪穴住居(竪穴建物)が多く造られました。この緑釉花文皿は僧寺・尼寺の中間にある市立第四中学校内で発見された竪穴住居跡の一つから出土したものです。口径15.7cm、器高2.65cm の陶器皿で、全体にウグイス色の釉薬がかかっています。模様をよく見ると花の模様が施されていることがわかります。10世紀中頃に愛知県瀬戸市周辺で生産されたものと考えられます。

 皿の中央部分に大日如来の種子(しゅじ)「ヴァン」を梵字で現し、周囲に蓮華のおしべと八葉の花弁を線刻画で巡らしています。このような特徴から仏教儀礼に使用された仏法具と考えられています。


武蔵国分寺跡資料館の公開情報

住所 :
〒185-0023 国分寺市西元町1-13-10
電話 :
042-323-4103
ファクシミリ :
042-300-0091
開館時間 :
9:00~17:00(入館は16:45まで)
休館日 :
月曜(祝日・振替休日の場合は翌日)
年末年始(12月29 日~1月3日)
臨時休館日 (展示替え等のため)
料金 :
一般:100 円 中学生以下:無料(おたかの道湧水園入園料)
入園券は史跡の駅で販売しています。
禁煙マークトイレマーク障害者マーク
注意事項等 :
駐車場はありません。
史跡の駅にはカフェ(おたカフェ)を併設しています。
ホームページ :
武蔵国分寺跡資料館(国分寺市公式ホームページ)